スゴロク・サン・サン・フェスティバル 6時間耐久レース in 菅生サーキット(2005 6.12
天気:晴れ
路面:ドライ)
菅生サーキットで定期的に開催されております耐久レースに、AL山形より以前YV誌デモカー(?)であった
シビックで、川崎師匠、MCR小林社長、AL山形のメカニックである小笠原クン(通称:デビくん・笑)が
参戦する事になりました。
当日は「東北一決定戦 Round2」と同日開催だったので、朝から準備にてんてこ舞いだったようですが、
天気にも恵まれ、最高の一日になる・・・はずでした。(^^;
実は以前私にも「耐久に参戦しろ!」と師匠よりお言葉を頂いていたのですが、あまりの資金難の為に
返事を保留にしておりましたが、当日の様子を見てるとやっぱり走りたかったなあ。。。師匠からも
「一日居るんなら走れや!(-_-メ)」・・・と一喝を頂きました。。。(×_×)
タイムスケジュールは、東北一決定戦の合間に練習走行&予選が組み込まれ、初めてシビックに乗ると
言うデビくん&小林社長が練習走行に向かっていきました。
練習走行に備えるデビくん。緊張した面持ちか?
3コーナー付近でのデビくんのドライブ。
練習走行後のタイムアタックにはMCR小林社長が走行、FF車はあまり乗る機会が無いそうですが、
それでもタイムは2番手をゲット!1位だったランエボと左程変わりない好タイムでありました!
「タイヤを何処までイジめていいのか、わかんないっすよ〜。」と師匠に相談しておりましたが、
やはり速い方はどんな車に乗っても速いってことの証明ですね。カッコイイです!(^-^)
さて、東北一決定戦の全スケジュールを終えた後に、いよいよ耐久レースがスタートします。
AL山形の作戦は、最初の38周(約1時間)を小林社長、その後同じく38周をデビくん、そして再度
小林社長が引っ張り、残り全てを川崎師匠が走行する、という段取りでいきました。
スタート前、グリッドに整列し最終チェックを行います。
2番手という好位置からのスタートです。
スタートはローリングスタートで、各車1周を周回した後に青信号が点等、スタートです!
スターティングドライバー小林社長のドライブ。
3コーナー付近での小林社長。
TOPのランエボを常に捕らえて離しませんでした。
2番手をキープ。トップのランエボとはコンマ数秒の
争いで、時には上回るタイムをラップする事も!
交代間際のデビくん。やはり緊張してる?(^^;
予定の周回数を向かえ、ピットイン。
ここで給油とドライバーの交代です。
川崎師匠も自ら給油作業に。
さあ、いよいよデビくんの出番です!
スタート直後から小林社長の猛追が始まります。
ランエボ相手に終始離されずに追いかけますが、中々抜くまでには至りません。しかしラップタイムでは
常に0.2〜0.3秒差、時にはランエボを上回るタイムで周回していきます。ランエボからすれば常に
後ろにシビックが居る訳ですから、これは無言のプレッシャー以外の何者でも無いと思います。
そして約1時間が経過、予定のラップ数の周回を終え、小林社長がピットに入ってきます。
この直前、トップを走っていたランエボが先にピットイン、こちらは2台体制で参戦していたので
ピットで規定の時間を待機していたので、ちょっとの間ですがAL山形シビックがトップに立ちました。
ドライバーは小林社長からデビくんに交代、脇では川崎師匠が自ら給油作業を行います。
そしてデビくんがコースに入っていきます。
小林社長は安定したラップを刻み、終始43〜44秒台で周回を重ねていきました。
師匠の作戦では、デビくんは小林社長や川崎師匠の数秒落ちでのラップで回れれば・・・と考えて
いたようで、デビくんもそれに答えるように48秒台前後のラップで周回していきます。
練習走行の段階ではかなり早めにブレーキを踏んでいたので、ラップも50秒台が多かったのですが
いざ本番になると、その辺の問題を修正してきて安定したラップを刻んでいきます。
サインの掲示にはみんなでお手伝いしてました。
小林社長と師匠もデビくんの走りをチェック。
レースの進捗と作戦を練るMCR小林社長と川崎師匠。
デビくんのドライブも順調に周回を重ね、予定していたラップを回り、ピットインのサインを出した直後でした。
「・・・止まってるぞ!?」 と小林社長の声にみんなが一瞬固まりました。ピットにあるモニターをみんなで
確認すると・・・確かにコース脇に停止している1台の車両。・・・紛れも無くAL山形のシビックでした。
何故・・・?つい先程ピットインのサインを出してメインストレートを駆け抜けていったばかりの車両が
どうして止まっているのか。。。レースは黄色旗が出され、ペースカーと救出用の車両がコースに入って
いきます。みんなはピットのモニターに終始釘付けのまま。。。果たして原因は・・・?
車が止まったのは4コーナーを抜けた後のS字を過ぎた場所でした。
救出用の車両に牽引され、コース外に出された車両はそのまま置かれ、やがてデビくんは救出車両に
乗せられてピットに戻ってきました。ケガなどは全く無いようです。
車両が止まった原因・・・、エンジンブローでした。
後日、AL山形にうかがった際に様子を聞くと、エンジンブロックに穴が開いていたそうな。。。
確かにオイルの量が減る傾向にあったようでしたが、ここにきてブローとは。。。
残念な結果に終わってしまいましたが、もう仕方のない事でした。。。
一番残念だったのは、この日一度も走れなかった師匠だったのかもしれませんね。。。
コース脇に退避させられたAL山形シビック号。(;_;)
ちょっと重い雰囲気。。。(;_;)
この日は途中で終わってしまった訳ですが、ラップタイムや途中経過では十分に上位に入れる
可能性を見出せただけに、今回は非常に残念な結果に終わってしまいました。
また次回、新しいエンジンで参戦し、今度こそ完走、そして好結果を迎えられるように。。。